(2024/02/14更新 文章校正等)
今回は、KOKUYOの鉛筆シャープをレビューしていきたいと思います。
なぜ買ったか?
一目惚れですね。
この「鉛筆シャープ」は、シンプルでありながらお洒落。
色は黒と白が用意されており、無駄が一切ありません。
こちらは0.3ですが、なんと198円(2022/05/24現在)という破格。
作りの安っぽさは否めませんが(実際安い)、グッドデザイン賞も受賞しています。
それでは早速レビューしていきます。
ファッ↑おっしゃれぇ!(興奮)
形は六角鉛筆ですが、素材が鉛筆とは異なり木ではなくプラスチックなので、モダンな印象です。
某赤い虫食いの果物マークのメーカーが出してる何ちゃらペンシルに似ています。
可愛い色のもの、或いはガチっとした製図用も良いのですが、無駄に着飾らないこのデザインもかなり気に入りました。
2021年のグッドデザイン賞で、ベスト100入りを果たしています。
デザインを褒めるのはこのくらいにして、使い勝手などについても触れていきます。
書いた時の印象
かなーりペン先が不安定です。製図用を普段から愛用している人間からすると厳しい。
通常筆記用の他のシャーペンよりもグラグラする印象です。
ペン先の視界はかなり良い印象を受けました。ペン先がシンプルな形である分、書いている際に邪魔になりにくいです。
書き心地は、鉛筆シャープというだけあって、鉛筆にかなり近いです。凄く軽くて、カリカリと自分の手を動かす感じですね。
一番心配していたグリップ力ですが、思ったよりも滑りません。
「コンセプトは良いが設計の粗さが目立つ」
- 評価できるポイント
ノックキャップがなく、直接芯を入れられる - いまひとつなポイント
ワンノックで芯がめちゃくちゃ出る・ペン先が不安定
直接芯を入れられるこの設計。大成功だと思います。本当に感動した。今後主流になってもおかしくない完成度です。
まず、キャップを紛失しなくなる。そして、迅速に芯補充が出来る。なぜ、今までこのシステムのシャーペンがなかったのでしょうか。(探せばあるけどね)
最初は、「穴が開いてるのなら、ひっくり返すと芯が出てきてしまうのでは?」と思いましたが、購入から2週間が経過してから今までで、一度も出てきたことはありません。
ただ穴があるだけのように見えるのに、ちゃんと一方通行になっているのが不思議で仕方がありません。スタンディングオーべーション。
それなのに、、、
なぜ1回ノックしただけでこんなに芯が繰り出されるんだ!本当に使いづらい!
KOKUYOの社員の中に0.3芯の愛好家はいないのだろうか。
こんなに芯が繰り出されたら長さ調節が出来なくて折れやすいに決まっているじゃないか。試作段階で気づくよね? 普通。ぺんてるとかじゃこれはありえないよ。
芯が必要以上に出てくること以外に不満はありません。
とにかく安いしデザインも良いので、かなりおすすめです。