こんにちは。
今回は、Xiaomiの空気清浄機 3Hをレビューしていきます。
じゃん!
第一印象は、「思ったよりデザインいいなー」という感じでした。
角が丸みを帯びていて、加工も丁寧です。
空気穴が上に行くにつれて小さくなっていくグラデーションのようなデザインが自分的にはとても好みでした。
いつも思いますが、Xiaomiの商品は値段の割にデザインが良いんですよね。
日本の大手企業と大差ないと思います。
というか、空気清浄機ごときに有機ELディスプレイ使うの凄すぎん?Xiaomiさん、太っ腹ですなぁ。
カラーは白のみとなっていてシンプルです。どんな部屋のコーディネートにも合うと思います。
そして、最も注目すべきポイントとして「スマホとの連動」が挙げられます。
そこは、流石Xiaomi。電化製品諸々出してますからね。そこは得意分野。
アプリの使い勝手も後に解説します。
また、サイズは他社の空気清浄機よりかなり小さめです。
公式サイトによると、デザイン・大きさを変えずに前商品よりも出力を高めるためにエンジニアさんが頑張ったらしいですね。
空気の通り道は、背面を除く計3面です。また、綺麗になった空気は上面から全て出ていきます。
この空気の出てくる部分が他社のものと比べて特殊な形状をしていて、より高速・
均一に空気の流れを作ることができるのだとか。
そして、研磨された内壁でダクトの空気抵抗を低減しています。
Xiaomiが2014年に最初に空気清浄機を販売し始めた時から全体的に進化しています。わくわくしますね。
肝心の清浄能力は?
早速電源を入れます。
「ビェー!」
うるせぇ!ビックリした!音デカすぎだろ!
失礼しました。取り乱しました。
何日か使って思いましたが、この「ビェー!」っていう通知音がやかましいんですよね。
しかも、音が大きすぎてなんか共鳴してます。
風力モードを切り替える時もなりますし、電源切る時もなります。
どうやらアプリの設定でオフに出来るそうです。早速やってみます。
出来ました。アプリの「清浄機警報音」をオフにすれば止まります。
もっと上品な音にできなかったのかな、、、
まぁオフにできるので良いんですが。
ところで公式サイトとかにはあまり載っていないけれどもまぁまぁ便利だった点がひとつありました。
気温と湿度の表示です。
公式サイトの写真に載っていたかもしれませんが、鈍感な(?)僕には気づけませんでした。
結構正確で、家のデジタル時計とほぼ同じ値を示しています。
iPhoneだと、ウィジェットを設定してホーム画面でも確認が出来ます。Androidは知らん。(おい)
値が変化した後にタイムラグがあるのが残念でした。まぁいつかは改善されるでしょう。
清浄を初めて思ったことは、「めっちゃ静かだな」ということです。
壊れて動いていないのか、と思うほど静かで、騒音が全く気になりません。
先程述べたダクトの研磨で、空気抵抗の音がない分静かなのかもしれません。
あまりに静かなので、清浄を最大にしてみます。
「ブフォォォオー!」
うるせぇ!あっ、ちょ、誰か止めて!(デジャブ感)
失礼いたしました。
最大にすると、馬力はとんでもないです。風めっちゃ来ます。
すごく広いオフィスとかでは良いかもしれませんが、普通の家の中では最大(レベル3)を使うことはないでしょう。
ちなみに清浄の強さは、
- スリープ
- レベル1
- レベル2
- レベル3
- オート
の計5種類です。
(2021/12/31更新済)
オートモードは、部屋の中の空気が綺麗な場合、スリープと同じ強さでしか働いてくれる感じです。
レベル2はまぁまぁうるさい感じです。
広い家ならちょうど良いかも。
しばらくつけていてもPM2.5の値が「001」から全く動かないので、2つ実験をしてみました。
- 天井の照明から少しホコリを落とす
- 歯を磨く前に、センサーの方へ息を20秒吹きかける
非常に下らないですね。でも結果が気になります。
まず①ですが、数秒もしないうちに、値が2、3、4、とどんどん上がっていきます。
公式サイトでは「PM2.5」と書かれていたので、ホコリはあんまり反応しないのかな、と予想していましたが、ちゃんと反応しました。
そして②も、値が上がっていきました。
さぞかし空気が汚かったのでしょう。
ということで、センサーが有能であると判断しました。
公式サイトを今一度確認すると、「ホコリ」ってバッチリ書いてありました。しっかり読んでないだけでした。
他には、花粉、ペットの皮屑、バクテリア、シガレット(有害物質の一種)、PM1.0などが書かれていました。ほとんど網羅してますね。
寝ている間にスリープモードで起動しておいたら鼻炎が割と良くなった。効果バッチリです。
アプリ・本体の使い勝手は?
最後は、アプリと本体の使い勝手です。
まず、本体の使い勝手で気になった点を挙げていきます。
- スクリーンは下の円しかタッチの反応がない
- 強さの調整が大雑把すぎる。もっと細かく調節したい。
- 画面の明るさ調整ボタンが本体の後ろにあって押しづらい
- 持ち手部分がないので持ち運びが苦労する
- 強さの設定は、何度もタッチして選択する必要がある
こんな所でしょうか。良かった点は、
- 静か
- 贅沢な有機ELディスプレイ
- 小さい
- デザインが良い
- 家の外からでもスマホで操作できる
- 電気代が安い(1日最大約27円)
- 背面のフィルター蓋が開くと安全装置が起動して電源が切れて、その旨の通知がスマホに来る
- 空気の汚れ具合が数値で出るので分かりやすい
安全装置が結構びっくりしました。
安全性は優れている方だと思います。
チャイルドロックもついてますしね。
一方、改善点として目立ったのは「操作性」ですね。
スマホで操作できるので良いと言えば良いのですがのですが、手元にスマホがない場合もありますし、アプリの起動に時間がかかります。
スクリーンの使い勝手も良いとは言えませんでした。
アプリの使い勝手で気になった点は、
- 全体的に本体とのタイムラグが酷い。
- 翻訳がところどころおかしい
- 最初のアカウント作成で苦労する
翻訳がおかしいのは別に良いですが、1番目と2番目はかなり気になるところです。
最初のアカウント作成でエラーが出てしまう人は、電話番号で登録するのがおすすめです。
Xiaomiは大手企業ですし、中国の企業の中でも安全とされている「民間企業」なので個人情報の取扱は安心して良いと思います。
タイムラグはどうにもならん。どうすれば良いんじゃろ。
一方良かった点は、
- ダークモード対応
- 全体的デザインがおしゃれ
- 空気清浄機のためのアプリとは思えない機能の多さ
- 意見要望が送れる
- アップデートがきちんと来るので安心
こんなところでしょうか。
ダークモードに対応していたのはめちゃくちゃ嬉しいです。
iOS14でダークモードが登場してからしばらく経ちましたが、正直対応していないアプリがまだ多いのも事実。
私結構ダークモード好きなのでね。
オマケ
今回のレビューは以上ですが、最後に小ネタを一つ紹介。
ゲームをしたあとなどにもってこいですね((