今回は、シャーペンがおかしくなったりしたときの対処法を伝授します。
第一に、高価なシャーペンは自分である程度頑張っても直せない場合、販売会社に問い合せた方が良い場合もあります。(助長になる可能性があるということ)
また、下記の操作を試す前に購入時に付属していた説明書を読むのをおすすめします。
それでは1つ目から見ていきます。
1、シャーペンの販売元が生産する替芯を使っているかを確認
非常に良くあるのが、シャーペンを作った会社が販売している替芯を使用していないということ。
シャーペンは、その会社の純正替芯を使用することを前提に開発されているので他社の替芯を使うと不具合が出る場合があります。
例えば、ぺんてるとパイロットを比較した場合にパイロットの方が基準の太さが細いんですよね。細いと言っても小数点以下の差ですが、繊細なシャーペンだと不具合が出ます。
特に、ぺんてる社のオレンズネロは不具合が出やすいので十分注意しましょう。
(パイロット社のS30は持っていないのでわかりませんが、基本的な構造は同じなのでこちらも注意)
ですので、他の人から替芯を貰う時なども留意する必要があります。
2、ガイドパイプの先端に芯の粉が付かないかを確認
なんだか芯がスムーズに繰り出されない、、、
原因は分からないが書きづらい、、、
という場合はガイドパイプが曲がっていたりガイドパイプの質が悪い可能性があります。
例えばこちらはパイロットS20の写真なのですが、床に落としてしまいガイドパイプが左に傾いています。
「別に床に落とした訳では無い」、または「曲がっているか否かが判別出来ない」という方は、以下の手順を試して見てください。
- 芯を入れて10回前後ノックする
- ノックしたまま芯を机などに押し付けて芯を収納する
- ガイドパイプ付近を指で擦り、粉が付くかを確認
この手順で粉が付いた場合は、ガイドパイプが曲がっている可能性があります。
もしくは、曲がっていなくても低品質のシャーペンだと粉が付着します。
こうなってしまうと、シャーペン本体を買い替えるかガイドパイプのみを店に取り寄せてもらうしかありません。
3、チャックに芯の破片がないか確認する
意外と多いですが、ある程度シャーペンを分解しないと気づきません。
チャックって何??という方は、こちらのサイトに詳しく掲載されていますのでどうぞ。(外部サイトにジャンプします)
特に、0.2や0.3などの細い芯のものであると、ポキッと中で折れている可能性が高いです。ある程度の高さからシャーペンを落としたりすると中でバキバキに折れてる、、なんてことも。
こちらの場合は丁寧に作業すれば、殆どの場合すぐに直ります。
4、予備の芯を入れすぎない
こまめに入れるのは面倒だからたくさん入れている人もいるかも知れませんが、入れ過ぎると中でつまります。何事もやりすぎはよくありません。
予備として入れるべき芯の本数は説明書に記載されている事が多いので、確認してみてください。
今回の記事はこれにて終わり。
シャーペンレビューもしているのでそちらも合わせてお読みくださいm(_ _)m
※参考にさせて頂いたサイト
・表現の道具箱 様